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【3分解説】英語学習におけるシャドーイングの効果的な7ステップとそのコツ

 

英語を勉強する人
英語の勉強法で「シャドーイング」が良いって聞くけど、具体的にどんな感じでやれば良いのかな?
何か効果的な方法があれば知りたいな。

今回はそう言った疑問にお答えしていきます。

 本記事の内容
・シャドーイングの効果的な方法→7つの手順で解説
・シャドーイングのコツ4つを解説
・まとめ

シャドーイングとは、「英語の音声を聞きながら、できる限り遅れることなく、音声のマネをして復唱する英語学習法」のこと。

もともとは同時通訳者のトレーニングとして取り入れられてきたものですが、現在はその効果が広く知られ、代表的な勉強法の一つとなりました。

もちろん英語以外の語学の勉強にも使える方法です。

シャドーイングの効果に関しては、以下の記事でまとめていますので、こちらも合わせてご覧ください。

この記事を書いている僕の細かい経歴などはコチラ
これが本記事の信頼性の担保になると思います。

さて、僕個人的には、英語学習において、このシャドーイングという勉強法は、最も効果を感じることができた勉強法でした。

これから、そのシャドーイングを具体的にどのようにやっていたのか、ということをお伝えします!

それでは具体的な方法です!

シャドーイングの効果的な方法

ヘッドホンとカラフル

早速効果的な方法を順番に説明していきます。

ここで紹介する方法は1~7の手順がありますが、上級者の方は2~4の手順は飛ばしてもOKです。

つまり、使う素材(音声)を選んだらいきなり何も見ずにシャドーイングを始めてもOKです。

7つの手順というと、とても面倒で難しく思えてしまうかもしれませんが、決して複雑で難しいものではありません。

また、慣れてきたら自分なりに変更するのも良いかもしれません。

1. 使う素材を選ぶ

当たり前ですが、まずは使う音声素材を決めます。

後ほど説明しますが、できればテキストがある音声が良いです。

例えばCD付きのリスニングの参考書で、リスニングの問題を解いた後にその音声を使うのも一案です。

長さに関しては、シャドーイングは非常にハードな勉強法なので、あまり長くない方がやりやすいです。

最初は30秒から1分、慣れてきたら2,3分程度、さらに慣れてきたら5分以上といったイメージです。

上級者は英語のニュース、映画やドラマ、TED talkでチャレンジしていきましょう!

2. まず何も見ずに音声を聞いてみる

さて、素材を選んだらまずは何も見ずに音声を聞いてみましょう。

使う素材の全体感を掴みます

この時に、何を言っているかサッパリ分からない、という場合は素材の難易度やスピード、長さを変えましょう。

難しすぎる音声を使っても効果は薄くなってしまいますし、ちんぷんかんぷんのままやっていてもモチベーションが下がるだけです。

音声を聞いて、どのくらいのスピードで、どんな内容なのかということをザックリでも良いので把握しましょう。

3. 英文を見ながら音声を聞いてみる

次に、英文を見ながら音声を聞きましょう。

テキストがあればテキストを見ながら、字幕の場合は英語字幕にして、実際にどのような英語が話されているかをチェックします。

ここでの主な目的は、ネイティブの発音やイントネーションを理解することです。

また、上で説明した「2.まずは何も見ずに音声を聞いてみる」で行ったリスニングの理解を確かめるという目的もあります。

やはり、英文の全体的な意味を把握している文章でシャドーイングをする方が圧倒的に効果はあります

4. 英文を見ながらシャドーイング

さて、いよいよここから口を動かします!

完璧にできる自信があれば、このプロセスは飛ばしてよいかもしれません。
(ただそのような場合は、使う素材の難易度を少し上げた方が良いですね!)

どのような英語が読まれるかは、英文を見ながらなので分かると思います。
ですので、ここではそれがどのような発音やイントネーションで読まれているのか、単語間の繋がりがどのように読まれているのか、ということに意識を向けながら、音声のマネをして口を動かします。

音声をしっかり聞き、それをマネすることが大事なので、英文を見ながらと言っても、しっかりと音声を追いかける形でやって下さいね!

5. 英文を見ずにシャドーイング(2,3回)

これがホンモノのシャドーイングです。

上級者はいきなりここでもOK。

1~4のプロセスを経ていれば、どのような英文が流れているかは大体把握できていると思うので、しっかり素材の音声になりきってシャドーイングをしましょう。

読まれた英文を正しく口に出すことだけが目的ではなく、発音やイントネーションも含めて完コピすることをとにかく意識して下さい。

素材のレベルが適切であれば、いきなり1回目から完璧にできるということもないと思います。
最低でも2,3回は繰り返しましょう。2,3回やることで、うまく言えなかった箇所が分かってきます。

6. 何回かできなかった場所の確認と原因追求

ここが、言わば「答え合わせ」になります。

再び音声を聞きながらテキストや字幕を見て、うまく言えなかった場所は何と言っていたのか、どのような発音で読まれていたのか、ということを確認します。

そして、どうしてそれが自分はできなかったのか、ということを確認して下さい。

  • 単語・熟語を知らなかった。
  • 単語間の繋がりの発音が分からなかった・読めなかった。
  • うまく発音できなかった。

など原因は色々とありますので、原因を突き止めます。
いわゆるPDCAサイクルのC (Check)がここに当たります。

この訓練の繰り返しで自分の弱点が見えてきます。弱点が分かったらそれを今後の勉強で補強するのみです。

7. 復習として繰り返しシャドーイング

原因の追求まで終わったら、後はひたすら復習です。
せっかくやったシャドーイングでも、回数をこなさなければ意味がありません!

色々な素材に手を出すのではなく、一つの素材を完璧にしていく、ということが何よりも大事です。

そのプロセスを経ることで、使った英文が、いつのまにか自分のものとなり、自然と話せるようになります。

シャドーイングは完璧にできて、音声を聞かなくてもある程度再現できる、というレベルになるまで10回でも20回でも繰り返し行って下さい。

一つの素材を完璧にすることで、色々な素材を選ぶ手間も省け、効率の良い勉強ができます。

これはシャドーイングに限ったことではありません。

英語は、とにかく「繰り返し」!

シャドーイングのコツ4選

ヘッドホンをする女性と海

それでは、上で説明した手順でシャドーイングをする際に意識するコツを簡単に説明します。

このコツは、シャドーイングを効果的に継続していくためにとても大切なことなので、しっかりと意識していきましょう!

1. 意味を理解しながら行う

これはマストです。

意味を理解しながらでなければ、ただの「マネ」になってしまいます。

そもそも、リスニングの本質は「内容を理解すること」ですので、内容が分からない英文のシャドーイングをやっても英語力向上は望めません。

意味を考えながらやるからこそ、非常にキツイ勉強法なのです。

そして、それだからこそ効果が非常に大きいのです。

2. 素材の英文を読んでいる人物になりきる

上でも「音声になりきって」「完コピ」と説明しましたが、とにかく恥ずかしさは捨ててなりきって下さい。
何事もそうですが、できるようになる最短ルートは、「できる人のマネをすること」です。

発音、イントネーションはもちろん、感情がこもったような文章は、自分でも感情を込めて読みましょう。

感情を込めて読むことで、感情と英文がリンクし、似たような感情になった時に適切な英文がスッと出てくるようになります。

3. できればリスニングの教材など、本があるとベター

これは冒頭にも説明しましたが、本があるとベターです。

理由はシンプル。できなかった箇所や難しいと思った箇所をペンでチェックできるから。

ドラマ、映画、ニュースだと、これができません。
ですので、上級者でない方は、本・テキストがある素材から選ぶのが良いでしょう。

本・テキストされあれば、ドラマ、映画、ニュースが見れない場所でも英文を見て復習もできますね。

4. できなくても落ち込まない。とにかく楽しむ

「精神論かよ!」と思うかもしれませんが、勉強において精神論・マインドは大事。

何度も言いますが、シャドーイングは非常にハードな勉強法です。

できなくても落ち込む必要は一切ありません。
ひたすら繰り返すことで、少しずつできるようになってくれば良いのです。

何よりも大事なことは、とにかく楽しむことです。
音声のネイティブになりきって、自分が英語ペラペラになっている将来を想像して楽しんで下さい!

「楽しんで継続する。」これに勝る方法はありません。

まとめ

木の床と矢印

いかがだったでしょうか。ハードながら効果抜群なシャドーイングの効果的な方法とコツを説明してきました。
もう一度ポイントを書いておきますので、実際にシャドーイングをする際の参考にして下さい。

 方法・手順
1. 使う素材を選ぶ
2. まず何も見ずに音声を聞いてみる
3. 英文を見ながら音声を聞いてみる
4. 英文を見ながらシャドーイング
5. 英文を見ずにシャドーイング(2,3回)
6. 何回かできなかった場所の確認と原因追求
7. 復習として繰り返しシャドーイング
 コツ
1. 意味を理解しながら行う
2. 素材の英文を読んでいる人物になりきる
3. できればリスニングの教材など、本があるとベター
4. できなくても落ち込まない。とにかく楽しむ

シャドーイングの効果に関しては、下の記事で詳しく解説していますので、こちらもご覧下さい。

以上です。最後までお読み頂きありがとうございました!