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【3分解説】英語の聞き流し 効果が薄い2つの理由【メリットも紹介】

 

英語学習者
英語をひたすら聞き流す勉強法はリスニング力アップに効果があるらしいんだけど本当かな?もし効果があるのなら取り入れてみようかな。
今回はこう言った悩みに答えていきます。
まず結論ですが、英語を聞き流すだけではリスニング力アップはほとんど望めません!
いきなり結論から入りましたが、この記事では、聞き流し勉強法の効果が薄い理由をデメリットと共に解説し、最後にメリットも紹介していきます。
 本記事の内容
・聞き流し勉強法の効果が薄い理由2つを解説
・聞き流し勉強法のメリット2つも解説
・まとめ
このような順番で説明していきます。

この記事を書いている僕は、学生時代に海外経験ゼロでTOEIC970点、SST試験(概要はコチラ)というスピーキングテストで最高点のレベル9を取り、現在は海外駐在も経て、商社で毎日英語を使って仕事をしています。細かい経歴などはコチラに記載してあります。

僕は以前にこの聞き流し勉強法を取り入れていたこともありますので、実体験も踏まえて解説していきます。

聞き流し勉強法が効果が薄い2つの理由

困った顔の黄色い人
ここではデメリットを解説していきます。このデメリットに気付かずに聞き流し勉強法を続け、伸び悩む人も数多くいます。
僕自身も昔はそのうちの1人でした。せっかくの勉強なので、かけた時間を最大限活用できなければもったいないですよね。

1. どっちつかずになる。

まずはこれです。「聞き流す」ということなので、ただ何もせずに英語の音声を聞き流す人もいるとは思いますが、英語の音声を聞きながら何かをする、という人も多いのではないでしょうか。
断言します。
リスニングの勉強において一番重要なのは、
「集中して音声を聞き、理解に努めること」
です。
流れている英語に集中し、意味を理解しようとしながらの掃除、食事、単純作業、などは意味がありますが、ただの聞き流しでは、ただの音声に過ぎません。
むしろ、それがノイズとなり、同時にしていたことの集中力が下がり、結果、どっちつかずになってしまいます。
基本的に勉強や作業、食事もですが、集中することがその効果を高めます。
ですので、特に英語の音声を流しながらの勉強、は最も良くありません。
英語の音声が、ただのBGMレベルにまで無意識化されるのであれば勉強に支障は出ませんが、その聞き流しでは、英語力は一切アップしません。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言うように、英語のリスニング力を鍛えようとしながら、何かをしようとすると、結果的にはどちらも効果が薄まり、結局効率が悪くなってしまいます。
一見、時間を有効活用しているこの「ながら作業」ですが、実は時間の無駄なのです。
仕事や勉強を進める上で、マルチタスクよりシングルタスクの方が効率が良いと言われますよね。これもまさにその例です。

2. 勉強した気になる。

1. で説明した通り、リスニングの勉強において一番重要なのは、「集中して音声を聞き、理解に努めること」です。
ですので、意識を向けず聞き流すだけでは、効果が期待できません。しかし、この聞き流し勉強法では、英語の音声に触れる時間が長いので、
聞き流し勉強
大好きマン
あぁ、今日はたくさん英語のシャワーを浴びたなぁ。このペースで聞きまくってればそのうち何でも聞き取れるようになりそうだ!
のように、「勘違い」をしてしまいます。
英語のリスニングは、
  • 「この単語や熟語は知らなかった!」
  • 「単語と単語が繋がるとこういう風に読まれるんだ!」
  • 「この単語は意味は知ってたけど、発音を間違えて覚えてた!」
といったような、「気付き」(専門用語ではnoticingと言います。)のプロセスを経てできるようになっていきます。
英語を聞き流すという”勉強”では、この「気付き」のプロセスが完全にスルーされてしまいます。
なぜなら、読まれた英文が分からないということにそもそも気付きませんし、「あー分からないなぁ。」と思っても、読まれた英文を見て答え合わせをすることがないので、結局正解が分からないからです。
これでは、問題を解いても答え合わせを一切しないようなものです。「英文を聞いて理解に努める。」「分からなかったところは、何と読まれていたのかをチェックし、なぜできなかったのかを特定する。」これなしでは、リスニング力は上がりません。
例えば、英語で“What a ~.”は「ワット ア」ではなく、「ワラ」と読まれます。
これは、知らなければ聞き取りはできませんが、知っていれば次からは聞き取りができるようになります。
「あの”ワラ”と読まれてたところは“What a”だったのか!」という、これこそが「気付き」であり、これが学びになります。
僕自身も、一時期は、無意識に英語をひたすら聞いて、勉強した気になっていましたが、当然それではリスニング力は上がりませんでした。
無意識に1時間の英語の音声を聞くよりも、5分の音声を集中して聞きましょう!

メリットもあります!メリット2つを解説

夕焼けと山と結果看板
これまでは、「聞き流し」に関するデメリットを説明しましたが、もちろんメリットもあります!ここでは2点、メリットとして考えられるものを挙げていきます。

1. 「英語アレルギー」の克服

英語が大の苦手で、聞くだけで嫌だ!という人は、まずは聞き流しから始めてみるのも良いかもしれません。
なぜなら、音として流しておくだけで、意味は分からずとも、「英語の音声や雰囲気」に慣れることができるからです。
音に慣れるためには、意味を理解しようとしたり、注意深く聞こうとする必要はありません。英語の音声ってこんな感じ!ということがつかめれば最初のハードルはクリアです。
意味を理解しようとすると、分からず、結局苦痛になってしまいます。BGMを流すような感覚でOKです。聞いているうちに、「あれ、英語カッコ良くない?話せるようになりたいな!」と思えれば最高です!

2. 自分次第ですぐにリスニングの勉強に切り替えられる

何かをしている際、後ろで英語の音声が流れていれば、自分の意思でふとそちらに意識を向ければそれはたちまちリスニングの勉強になります!ここで言う「意識を向ける」は、英文に集中し、何と言っているか、どのような意味かを理解しようとすることです。
紙とペンを用意して、ディクテーションをしてみたり、シャドーイングをしてみたりするとなお良いです。ただし、終わったらしっかりと英文のスクリプトを確認して下さいね。そして、その音声を繰り返し聞き、できれば音読までするようにして下さい。
「英語のニュースだとそれはできないでしょ!」となりますが、どのようなニュースを、どのような言葉を使って読んでいるのか、ということを集中して聞くだけで、発音や表現、イントネーションなどの勉強になります。
このように、英語を聞き流していれば、ふと自分の都合と意思次第で簡単にリスニングの勉強に切り替えることもできます。その時は。よほど頭を使わない作業でない限り、他でやっていたことをしっかり中断して下さいね。

まとめ

本を持った小さい男の子
いかがだったでしょうか。英語の聞き流しは、ただ流しているだけでは殆ど意味がありません。ただ、自分の意識を向けることでリスニングの勉強にもなります。ただ、やはりリスニングは、「ディクテーション」や「シャドーイング」などのように一点集中で繰り返しやった方が圧倒的に効果は出ます。
ディクテーションやシャドーイングに関する記事を以下に載せておきますので、リスニングの勉強は是非そちらでやるようにして下さい!
以上です。最後までお読み頂きありがとうございまいした!