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英語で感謝の気持ちを伝える表現【ニュアンスも含め解説】

英語を
勉強してる人
英語で「ありがとう」と言いたい時、Thank you.はカンタンに言えるんだけど、もっと強い感謝の気持ちを表したり、Thank you.以外の表現はないかな?

 

今回はそういった疑問、悩みにお答えしていきます。

 本記事の内容
・thankを使った感謝を伝える表現を説明
・thankを使わない別の表現を説明
・まとめ
このような順番で説明していきます。

この記事を書いている僕は、学生時代に海外経験ゼロでTOEIC970点、SST試験(概要はコチラ)というスピーキングテストで最高点のレベル9を取り、現在は海外駐在も経て、商社で毎日英語を使って仕事をしています。細かい経歴などはコチラに記載してあります。

仕事でもプライベートでも、英語でも何語でも、相手に「ありがとう」と感謝を伝えることは何よりも大切ですよね。
単なるThank you.だけでは物足りない、もっと感謝の気持ちを伝えたい、という方、是非ここで色々な表現を学び、使って見てください。

英語で感謝の気持ちを伝える表現

Thank youと枯れ葉

それでは早速みていきましょう。ここでは、thankというワードを使う表現と使わない表現に分けてみていきます。

“thank”を使って感謝を表す表現

まずはthankを使う表現です。基本的にはthank you.をベースにそれに変化を加える形になります。

“Thank you very much.” “Thank you so much”「本当にありがとうございます」
“Thank you from the bottom of my heart.”「心の底から感謝いたします。」
“Please accept my deepest thanks/thank you.”
 「私の深い感謝を受け取って下さい。/深く感謝しております。」

“Thanks.”「ありがと」
(カジュアルな表現。基本的にthanksという表現は、装飾がついてもカジュアルな表現になります。)

“Thanks a lot.” “Thanks a million.” “Thanks a bunch.” “Many thanks.”「マジでありがと!」(bunchは束という意味です。)

どの表現もとにかく笑顔で言うことが大切です!

何かに対してお礼を言う場合は、上で出てきた表現にfor ~とつなげます。

“for 名詞”となる表現

こちらはビジネスのメールなど、少し固めな表現になります。例をみていきましょう。

“Thank you (so much) ~
 for your kindness.”「ご親切にありがとうございます。」
 for your support.”「ご支援いただき/サポートいただきありがとうございます。」
 for your patience.”
 「辛抱いただきありがとうございます。」(相手を待たせてしまった時などに)

 for your time.”「お時間いただきありがとうございます。」
 for your email.”「メールありがとうございます。」
 for your hospitality.”「おもてなしいただきありがとうございます。」
 for your birthday wishes.”「誕生日のお祝いメッセージありがとうございます。」
 for everything.”「全てに感謝します。/何もかもありがとうございます。」
(どんな場面にも)

“for ~ing”となる表現

こちらは、上の”for 名詞”よりもよりカジュアルで口語的な表現になります。
とは言え、とてもかしこまった表現という訳ではないので仕事の場面でも使えます。

“Thank you (so much) ~
 for taking (such) good care of me.”
「面倒を見てくれてありがとう。/本当にお世話になりました。」

 for being there for me.”「私のためにそこにいてくれてありがとう。
 for taking me out to dinner.”「食事に連れてってくれてありがとう。/ごちそうさま。」
 for having me/us.”「招いてくれてありがとう。/受け入れてくれてありがとう。」
 for inviting me/us.”「招待してくれてありがとう。」
 for coming.”「来てくれてありがとう。」
 for driving me.”「送ってくれてありがとう。」
 for being so kind to me.”「とても優しくしてくれてありがとう。」

「いつも」〜してくれることに感謝する表現にするためには、alwaysをつけるforの後に(前でもOK)につけて

“Thank you for always supporting our team.”
  「いつも私たちチームをサポートしてくれてありがとうございます。」

のようにすればOKです!

“thank”を使った別の表現

こちらは少し応用になりますが、以下のような表現もあります。

“I can’t thank you enough.”
“I can’t thank you more.”

これらはそれぞれ、「私は十分にあなたに感謝できない。」「私はこれ以上あなたに感謝できない。」の意味になり、
「感謝できるレベルの最高レベルにいる。」→「最高に感謝している。」という意味になり、意味の通り最上級の感謝を表す表現になります。

“thank”を使わない表現

今度はthankを使わずに感謝を表す表現をみていきましょう。

“appreciate”を使う表現

appreciateは、「感謝する、鑑賞する」という意味の動詞で、フォーマルな表現です。ビジネスシーンに役立ちます。

“I appreciate it.”「感謝しています。」
“I appreciate your understanding.”「ご理解いただき感謝します。」
“I appreciate your help.”「助けてくれてありがとうございます。」
“I really appreciate your concern.”「本当にお気遣いありがとうございます。」

“grateful”を使う表現

gratefulは、appreciateと同じく丁寧に感謝の気持ちを伝える表現で、こちらは形容詞になります。
スペルはgreatfulではないので注意です!

“I’m grateful to you.”
  「あなたに感謝しています。」(人に感謝、という時は”to 人”で表し、モノ、コトには”for ~”で表します。)

“I’m grateful for all your support.”「あなたの全てのサポートに感謝します。」
“I’m grateful for your response.”「あなたのご対応に感謝します。」

それ以外の表現

こちらは直訳は「ありがとうございます」や「感謝します」の意味ではありませんが、上で見てきたthank you.を始めとする色々な表現と一緒に使います。

 カジュアルよりな表現
“You’re the best!”「君最高!」
“You’re my hero!”「君はヒーローだよ!」
“You’re a life-saver!” / “You saved my life!”「君は命の恩人だよ!」
“I really own you one!”「君に一つ借りができたよ!→恩に着ます!」
 フォーマルよりな表現
“You don’t know how much this means to me.”
  「あなたの行動が私にどれだけの意味を持つか分からないと思う。→心から感謝します。」

“I can’t tell you haw much this means to me. ”
  「あなたの行動が私にどれだけの意味を持つか伝えきれない。→心から感謝します。」

“I couldn’t have done this without you.”
  「あなたなしではこれはできなかったよ。」(カジュアルにも使えます。)

“I’m much obliged (to you).” / “Much obliged.”「恐縮です。」
“I’m full of gratitude.”「感謝の気持ちでいっぱいです。」

まとめ

夕焼けの山と空

いかがだったでしょうか。今回は感謝を伝える表現を色々と見てきました。
シーンに応じて使い分け、ワンランク上の素敵なコミュニケーションを築いて下さい!

大切なことは、

「ありがとうと感じたらすぐに感謝を伝えること」
「笑顔で伝えること」

です!

以上です。Thank you everyone for reading this article!!